コンテクスト・リサーチ

コンテクスト・リサーチとは?

対象者へのインタビューで“歴史”と“文化”を把握する.
 最初のステップは、対象者へインタビューを行います。
 対象者が今、置かれている状況を可能な限り言語化していきます。これまでの職歴、熱中したもの、好きなもの、嫌いなこと、そして、なぜ、今、それに取り組んでいるのか?その取組を通して、どんな価値を提供したいのか?そのゴールはどこにあるのか?などを言葉にしていきます。

 このステップを通して、対象となる人物や事象の歴史を知り、その中でどのような判断をし、何を大切にしているのか、を把握していきます。

 そして、このステップによって、「客観的な視点を持つ」ことの大切さをお伝えします。目の前に課題があり、それに対して何か手を打ちたいと考えていると、どうしても視野は狭くなりがちです。それでは、本当に有効な手を打つ事は難しくなってしまいます。このようなディティールばかりに視点が定まってしまうことを、私たちは「虫の目」の状態と呼んでいます。
 この虫の目だけでは、物事の全体を見ることは出来ません。大所高所から事象を捉えることで、どこにどんな因果関係があるのか、目の前のことを動かした時に、どんな影響が、どこに出るのか?など、広い視野で捉えないと見えて来ないことがあります。そして、この少し引いた視点を私たちは「鳥の目」と呼んでいます。

 「鳥の目」と「虫の目」を通して、対象となる人物や事象を捉えて、因果関係を紐解いて行きます。